強力なサポートJIS+753B

2011年03月31日

おはようございます

居酒屋 心 のシカです

心援隊相馬市チームのシカ&さかもっちゃんコンビで
昨日は急遽石巻から救援物資を届けて下さるというコトで相馬市と宮城県の山元町に行ってきました

栃木から石巻まで救援物資を受け取りに、そしてその足で相馬市に救援物資を届けて下さった心強い二人

のりおさんと龍一さん

お二人のおかげでどれだけの人が救われたか

画像1の手前両脇に映ってるのがのりおさんと龍一さんです

4トン車一台分山積みに持って来てくれて、荷卸しした店が半分埋まりました(笑)
画像3


一昨日に引き続き、山元町の老人介護施設アルカディアウェルへ頂いた物資を届けてきました

あいにくトラックではなく、スズキのエブリィワゴン(軽貨物車)だったので、無理矢理詰め込み2往復しました

そこで衝撃の事実が



なんと、アルカディアウェルでは昨日からやっと少量ですが3食食べれるようになったそうです…

一昨日行った時にはそんなコト一言も言ってませんでした。

むしろ、食べ物は自衛隊の方から頂いたので、ウチより南相馬市に分けてあげてと言われてました。

まともに食べてないのにですよ


少ない食料は介護施設の利用者さんと避難者へ。

医師とヘルパーさんはほとんど食べてなかったんですね…


自分は震災1週間後には3食食べてました。

しかも、レトルトカレーや納豆など、ちゃんと味のあるものを。


福島県は被災地ですが、たった何十キロ離れただけで別の世界です。

保原なんて天国です。

何時間か並べば大抵のものは買えるし、家はあるし、人はたくさんいますから。

でも山元町では未だ何日並べば買えるか分からない、家は津波で流された、親兄弟がいない、仕事もない状態の地域があります。

ものスゴい差ですね


テレビで報道する被災地は、究極にヒドい地域か亡くなった人が多い地域ですよね。


知名度が低く、人口が少ない地域は救援の対象になれてない所がたくさんあります。


実際被災地を見て廻るとそれがよく分かります

かなりの長期戦になりそうな浜沿いの被災地。

少しでも力になりたいとますます思った1日でした。


  

Posted by あはは星人 at 07:21Comments(2)★日記

保原心援隊

2011年03月29日

皆さんこんにちは

居酒屋 心 の鹿又(かのまた)通称 シカです


今日は福島県の皆さんにお願いがあります

私シカは昨日、大阪の復興支援NGO「心援隊」とNPO法人ネットワーク「地球村」という、主に海外支援や地球温暖化の活動をしているボランティアの方達と、郡山と須賀川の境にある「銀河のほとり」に集結しました


「赤ちゃん引っ越しプロジェクト」

大阪で赤ちゃんや妊婦さんをヨウ素から守るというプロジェクトです

大阪の受け入れ体制を整えた場所へ、福島と仙台から避難するお母さん達をサポートするというものです

福島県の田村市やいわき市、南相馬市や宮城県と福島県の県境にある山元町、三春や北茨城市などを4チームに分かれてお母さんを迎えに行ったり救援物資を届けてきました

私は前日に引き続き地元である相馬市チームでした

画像は相馬港と新地の浜沿いの様子です。

今でも行方不明者が多数いて、動ける人達は海岸に遺体収拾に向かってます。

相馬へ行った目的は、心援隊に連絡を取り、お母さん達代表で物資を必要としていた「かめさん」という方に物資を届けに行ったのですが…

この人、私が以前働いていた居酒屋の店長の奥さんでした(笑)

名前を聞いてもしや…と思っていましたが、まさかこんなに世間の狭さを再確認させられるとは驚きました(*´艸`)

元々知り合いなので話が早い

これから必要物資のやり取りがスムーズに進むので、現地の情報収集をお願いしてきました

そして浜街道を通り山元町に向かう途中、画像のように道がなくなっており、国道まで戻り遠回りで山元町へ急ぎました

目的地はアルカディアウェルという老人介護施設です

ここは避難所にもされており、医師やヘルパーさん達ではとてもまかなえない程の人が避難していました。

物資供給も少なく、疲労困憊で大変困っていたこの病院には私シカの母親が勤めています

母親に状況を聞いていたので、お願いして物資を分けて頂いて届けてきました

副院長さんの「ありがとうございます」という言葉と涙に、私には想像も出来ない程の辛さがあったと感じました。

大変喜んで頂けたので本当に来てよかったと思いました


さて、ここまでは昨日の報告と感想です

ここからが本題の福島県の皆さんへのお願いです

私は心援隊と地球村と協力して、保原を拠点に浜沿いの支援を行います

私は救援物資を届けて頂く倉庫を確保します

そこで一緒に支援活動を行って頂ける熱い方を探しています

内容は
「現地の情報収集、トラックや貨物車を調達して現地に届けに行く」

です

協力して頂ける方がいましたら私シカまで連絡をお願いします

TEL=08060326598
アドレス=s.k.k_f-l@ezweb.ne.jp


私一人の力はちっぽけです

皆さんの力を貸して下さい


  

Posted by あはは星人 at 11:33Comments(0)★日記

被災地の模様

2011年03月28日

おはようございます

居酒屋 心 のカノです

昨日は被災地である、南相馬市に行って参りました。

一昨日、このブログの主である あはは星人こと植木さんと、友人の坂本さん、めぐみさんの3人が新潟まで救援物資を受け取りに行ってきました。

そして昨日、被災地に向かう途中で保原に寄ってもらい自分も参加して4人で南相馬市へ行ってきました。

因みに私カノは相馬生まれの相馬育ちです

幸い実家は浜よりは山寄りなので津波の影響はありませんでしたが、画像を見て頂ければ分かる通り、テレビで放送してる映像より実際の被災地は悲惨で凄まじい光景でした。(因みに画像は車で行けるギリギリまでの画像です、その先は道もない為撮影不可でした)

相馬市と南相馬市の中間にある「鹿島町」は特に津波の影響が酷く、140戸の住宅地で津波の被害を逃れたのは僅かに8戸という状態…

断水世帯も多く、中学校や小学校の体育館で辛い避難生活を送る人が大勢いました。

ニュースで安全を確保する為に放送した風評被害。

これが裏目に出ました。

必要以上というより、異常なまでに警戒する他県の人達。

被災地に必要な物資を運ぶハズの運搬車が被爆を怖れてUターン

中には危険をかえりみず運んで下さる方もいますが、圧倒的に足りてない状態でした。

ガソリンがなく工業用重機もない為、津波の爪跡が生々しい浜沿いはほとんど震災当日のままのようです。

知れば知る程切なくなりました。

この悪循環では復興に何年かかるか検討もつきません。

早く早くと急かす訳ではないですが、せめて被災者の方達への配慮はもう少しできるのではというのが、実際に見て廻った私の感想です。


そして自衛隊の方達は寝る間も惜しんで救援活動を行っています。

被災者が温かい炊き出しやスープを頂いている陰で、隊員の皆さんは冷たい缶詰めや乾パンをかじっています。

この人達がいなかったら、救助されずに亡くなった人や飢え死にする人が何千人何万人いるんでしょうか

自分の家族が行方不明だという隊員の方や、被災地に救助活動に行っている間に家族が亡くなった隊員の方達もいっぱいいるそうです。

我が身より被災者優先。

プロ意識どころの話じゃないですね。

本当に頭が下がります。

被災者の方達や自衛隊の方達の役に少しでもなれるように、自分にできるコトを探しながら一緒に頑張りたいと強く思いました。


節電や募金など、誰にでもできるコトがあります

皆さんで協力し合い、助け合ってこの震災を乗り越えて行きましょう


追伸

お店の方は、震災翌日に着工予定でしたがとりあえず居酒屋オープンはしばらく先送り致します


  

Posted by あはは星人 at 07:27Comments(0)★日記